さて、写真は現在のブラジャーである。全体が二次元に伸びるポリウレタン弾性繊維でできたおり、裁断、縫製に様々な工夫が施されている。このためバストを優しく包み込み安定させることができる。発明当時のブラジャーに比べ格段の進歩を遂げている。
ガードルもまた全体が二次元に伸びるポリウレタン弾性繊維でできており立体的なカットで構成され、ただ単に締め付けるだけのものではなくなっている。ガードルの常時着用により体型の乱れを事前に予防し、体型のの乱れを補正することができる。しかし、予防が極めて大切であることを考えるとブラジャーとガードルは常時セットで着用されるのが望ましい。最近、ガードルの着用率が低下していることは大変残念に思う。
ボディースーツはブラジャーとガードルの機能に加えウエストニッパーの機能も併せ持っている。三つの機能が一つの下着に統合されているという意味からオールインワンとも呼ばれることがある。オールインワンとはこの下着の特徴をよく言い表した表現だと思う。加齢に伴う体型の乱れを広範に予防、改善を図る意味でオールインワンの24時間着用は理想と言えるだろう。